公明党議員による代表質問の様子をお知らせしています。
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公明市議会ニュース 平成27年度 第80号

平成27年 第4回 川崎市議会定例会 代表質問

川崎の未来を示せ! ~決算から将来展望を質す~

   公明党の吉岡としすけ議員は、平成27年第4回定例会(9月10日)で代表質問に立ち14項目44テーマについて質問しました。ここでは主な項目を紹介します。


 若者の声を市政に!その仕組みを作れ

  20代から30代の若い世代の意見を取り入れることで、新たなる事業を実現させた他都市の例を通し、本市においても若者の意見を市政に反映させる仕組みを求めました。

 総務局長は「若者の市政への提言は重要。庁内検討会議を設け検討する」と明言しました。
 また、若者支援策として、増加するニートや引きこもりの自立支援を総合的にサポートする取り組みについても質問。
 経済労働局長はこれまでの自立支援の取組を紹介しながら、「関係局と一層連携を深め、柔軟で効果的な支援に取り組む」と約束しました。

 ペットの殺処分ゼロと災害時の救護対策を!

  平成30年度中の開所を目指し、新・動物愛護センターの整備計画が進められています。犬猫の殺処分ゼロ推進のセンターとしての役割と、災害時におけるペットの救護対策であるペット同行避難について、市の取り組みを質しました。

 健康福祉局長は「平成25年からの犬の殺処分ゼロ達成を踏まえて、獣医師会や動物愛護団体と連携し、引き続き殺処分ゼロに取り組む」と表明。

災害時のペット同行避難については、「ペットの飼い主のための防災手帳を配布するとともに、町内会や自主防災組織に理解を求めている」ことを明らかにしました

 次世代水素社会実現を後押し!

 昨年、川崎市と民間企業で締結された国際戦略特区における水素発電所建設の進捗状況について質問。また、水素社会実現には水素ステーションの整備促進が必要不可欠であることから、実現にむけての検討状況の報告を求めました。

 総合企画局長は「水素発電所計画については、技術的課題と資金面に見通しがついた」と述べ、環境局長は「水素ステーション整備について、当面移動式の水素ステーション導入を年内に行う」ことを明言しました。

市長に予算要望書を提出

 公明党川崎市議団は、平成28年度予算編成に向けた予算要望書を9月30日、市長に手渡しました。市民・団体からの要請など、重点要望12項目を含む456項目を実現するよう強く要望しました。




中学校完全給食の速やかな実施を!

 (仮称)川崎市南部学校給食センターの落札者が決定したことを受け、整備費用の妥当性、給食時間の確保、今後のスケジュール等について質問。
 教育長は、整備費用については「施設の規模や機能が異なり、震災以降の建設資材や労務費などの物価上昇も影響している。給食時間については現在、多くの中学校では昼食時間と昼休みを合わせ
40分程度であり適切な給食時間の確保について検討をすすめている」と答弁。
 また、「南部給食センターは平成
299月、中部・北部学校給食センターは、平成2912月から中学校完全給食を実施予定である」と見通しを明らかにしました。

乳幼児健康診査の未受診対策の強化を!

 厚生労働省の「かかりつけ薬局」の普及を促す方針を受け、公明党は、本年9月に県薬剤師会が新たに設置する「くすりと健康相談薬局」に対し、市民が複数の病院で処方された薬の管理や服薬指導をする「かかりつけ薬局」としての市の支援策について質問しました。
 健康福祉局長は、「薬剤情報の一元管理、重複処方の防止、残薬管理、在宅医療を担うかかりつけ薬局として期待している。関係団体と協議を進めていく」と答弁しました。
 更に残薬について質し、同局長は「民間企業と川崎市薬剤師会が開発した電子お薬手帳の普及促進を図るため、啓発活動を進める」と明言しました。

「マイナンバー制度」の周知・広報を図れ!

 10月以降、12桁のマイナンバー(個人番号)が住民票の住所(世帯主宛て)に簡易書留で届きます。マイナンバー制度が導入されることで、各種申請等の手続きの際に提出する書類が減るなど、負担が軽減されます。また、所得や行政サービスの受給状況を正確に把握しやすくなり、本当に困っている方にきめ細やかな支援を行えるようになります。この制度の内容をさらに市民へ周知・広報するよう求めました。

 総務局長は「ホームページの掲載情報の充実を図り、税務署などの関係機関と連携をしながら制度への周知・広報に努める」と答弁しました。

災害時「市民に伝わる」情報の発信を!

 広島市の土砂災害から1年が経過したことを踏まえ、情報伝達と避難行動を一体として進める重要性を指摘。スマートフォン等を活用した「防災アプリ」の充実を求めました。

 総務局長は「平成28年4月の稼働を目指して、位置情報等を活用した防災アプリの開発を進めている」と答弁。具体的な内容については「避難所の開設状況を地図上に表示するほか、利用者の現在位置から近隣の避難所への案内や、各種ハザードマップ上への現在位置の表示などを予定している」と回答しました。

決算審査統括質疑

学校給食の公会計化を!

 10月6日、公明党を代表して浜田昌利議員(川崎区)が決算・総括質疑を行いました。

  1. 学校給食費を学校ごとでなく市で管理する公会計化
  2. 2017年度から防犯灯の維持管理を市が行うESCO事業(注)
  3. 市立川崎病院でのMRI検査の休日・夜間実施の検討
  4. キャッチボールのできる公園づくり、などについて市の取り組み強化を求めました。

    (注) ESCO(エスコ)事業 
     Energy Service Companyの略称。
     光熱水費等の経費削減を行い、削減実績から対価を得るビジネス形態のこと。

 公明党が着実に進めている中学校完全給食について、川崎市南部学校給食センターの事業者が落札金額 約140億円で株式会社東洋食品に決定しました。中部及び北部については9月上旬に事業者が決定する予定です。
 これにより南部は平成29年9月から、中部・北部については同年12月からそれぞれ中学校完全給食が実施されます。

これまでの議会ニュース

内容 PDF
公明市議会ニュース 80号 2015年9月第4回定例会
吉岡としすけ議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 79号 2015年7月第3回定例会
ぬまざわ和明議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 78号 2014年12月第4回定例会
岡村テル子議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 77号 2014年9月第3回定例会
川島まさひろ議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 76号 2014年7月第2回定例会
河野ゆかり議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 75号 2014年3月第1回定例会
はなわ孝一議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 74号 2013年12月第4回定例会
ごとう晶一議員の代表質問
No.1  
公明市議会ニュース 73号 2013年9月第3回定例会 
田村しんいちろう議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 72号 2013年6月第2回定例会
浜田まさとし議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 71号 2013年3月第1回定例会
すがわら進議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 70号 2012年12月第4回定例会
かわの忠正議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 69号 2012年9月第3回定例会
吉岡としすけ議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 68号 2012年6月第2回定例会
岡村テル子議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 66号 2012年3月第2回定例会
岡村テル子議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 65号 2011年12月第5回定例会
はなわ孝一議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 64号 2011年12月第5回定例会
山田はるひこ議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 63号 2011年6月第3回定例会
ぬまざわ和明議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 62号 2011年3月第1回定例会
岩崎よしゆき議員の代表質問
No.1  No.2
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