公明党議員による代表質問の様子をお知らせしています。
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公明市議会ニュース 平成29年 第90号

平成29年 第4回 定例会 代表質問

少子高齢化対策の推進を!

春たかあき議員

 公明党の春たかあき議員は12月6日、党川崎市議団の代表質問に立ち、市から提出された諸議案および市政全般に関する21項目を取り上げ、質問しました。

 その主な内容を紹介します。

 団地の高齢化対策が前進

  公明党は、市営住宅の高齢化対策として、高齢化率の高い団地に生活援助員(LSA)の導入や、定期借家制度導入等を提案してきました。まちづくり局長は「シルバー人材センターや関係部局と連携し、具体化に向け協議していく」と約束しました。若年世帯向け定期借家制度の導入については「子育て世代のニーズが高いと見込まれるので、そうした住宅の中から対象住宅を選び、試験的に導入をしていく」とし、若い世代の流入と定住を促すために「転出された子育て世帯にアンケートを行い、定住促進に向けた効果的な取り組みを図っていく」と答弁しました。

 ひとり親家庭に就労支援の充実

 ひとり親家庭は正規就労の割合が低く、子どもの貧困対策として、生活の安定に向けた保護者への就労支援が重要であることから、対策をただしました。

 こども未来局長は、「相談や各種講座、資格取得支援を実施し、今年度中に、制度をわかりやすく説明した冊子を作成し、就労支援の充実を図っていく」と答弁しました。

 地域包括ケアシステム構築を!

 住み慣れた地域で自分らしい暮らしを最後まで続けるには、地域包括ケアシステムの構築は大変重要です。そこで、構築に向けた今後の取り組みを質問。

 健康福祉局長は「2025年に向け、行政をはじめ、事業者や町内会・自治会などの地縁組織、地域・ボランティア団体、住民などが、役割に応じた行動が行えるよう目指す」とし、コーディネート機能の強化は「地域みまもり支援センターが相談窓口・調整役となり各専門機関との連携を図っていく」と答弁。公明党からICT(情報通信技術)の活用は効果的ではないかとの提案に「検討を進めたい」と答弁しました。

 JR南武線の混雑緩和で快適に

 全国ワースト5位の混雑率であるJR武蔵中原駅―武蔵小杉駅間の混雑緩和は、喫緊の課題となっています。車両の長編成化への早期実現について、まちづくり局長は「JR東日本と協議を進め、実現に向け取り組んで行く」、快速運転導入の見通しは「JR東日本に要望したところであり、引き続き続き要望をしていく」と答弁しました。また、通勤時の混雑緩和について「市の職員がピークの時間帯を避け、試行通勤したところ混雑率が2%から3%程度低減する見込みであり、効果検証を行っていく」と答弁しました。

代表質疑

 川島まさひろ議員は市議団を代表し、議案158号( 等々力硬式野球場改築工事契約の変更)について代表質疑を行いました。

等々力硬式野球場改築を安全に推進!

等々力野球場

  等々力硬式野球場の改築工事中に敷地内の軟弱地盤や、廃棄物混じり土が発見されました。作業を中断し行われた土壌調査の結果、地盤改良費や廃棄物混じり土の撤去・処分費として約35億9千万円の補正予算が第4回定例会で提案されました。
 代表質疑で変更金額の妥当性について再精査を求めるなか、契約変更の議案158号では、コストダウンされた金額で提案されました。「場所を変えて建て直した方が良い」との市民意見についてただすと、法律では発見された廃棄物混じり土の撤去・処分は野球場を別の場所に移したとしても行わなければならず、多額な費用が必要となることから現計画地での整備を決定したことも明らかになりました。公園内での廃棄物処理作業については、安全対策と近隣住民や利用者への広報を求めました。

 市立看護短大が4年制に 2022年度開学へ方針発表!

 公明党市議団は、看護人材の確保と育成の観点から、市立看護短期大学の4年制化を平成11年より何度も議会で提案してきました。昨年5月には看護短期大学、10月には川崎看護専門学校を視察し、現場の声を議会に反映。このたび、公明党の主張が実り、市は高度医療や住み慣れた地域で済み続けられる「地域包括ケアシステム」を担う看護師を養成する為には4年制化が必要と判断し、2022年度4年制大学開学に向け取り組むことが明らかになりました。

 市長2期目の政策をリード!

 公明党市議団は、平成29年秋の川崎市長選に際して、2期目をめざす福田紀彦市長に、福祉施策の充実や子育て支援策の拡充、経済振興策などを柱とする政策パッケージを提言。子どもの貧困対策やひとり親家庭の支援、保育所の待機児童解消、中小企業へのきめ細かな支援など、多くの提言内容が市長のマニフェストに反映され、当選後に表明された「市政への考え方」に盛り込まれました。

 市民生活の向上へ、任期4年間で着実に政策が実現されるよう引き続き推進してまいります。

JR川崎駅が生まれ変わります!

 川崎市とJR東日本で進めている川崎駅北口通路と北改札が2月17日(土)に開通し、大幅な混雑緩和と駅東西の利便性・回遊性の一層の向上が図られます。アトレ川崎の店舗が拡大し、保育所や観光案内所を併設した行政サービス施設「かわさき きたテラス」もオープン。情報発信拠点の「プリズムスタジオ」やイベントや情報発信を行う「コモレビテラス」も整備され、川崎の賑わい創出・価値向上が期待されます。

<主な施設>
3階駅ナカ店舗

・アトレ川崎の新規店舗46店(うちエキナカ26店) ・アトレ改札(ICカード専用)
・観光案内所
・多言語対応のコンシェルジュ
・川崎の名産品展示・販売
・保育所(定員60人。4月1日開園)
・浮世絵パネルの設置
・チャイルドビュー(こども目線で景色が見える)

3階駅ナカ店舗

チャイルドビュー

これまでの議会ニュース

内容 PDF
公明市議会ニュース 90号 2017年12月第4回定例会
春たかひこ議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 89号 2017年9月第3回定例会
川島まさひろ議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 88号 中学完全給食が実現
公明党の長年の取り組みで
No.1
公明市議会ニュース 87号 2017年6月第2回定例会
河野ゆかり議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 86号 2017年1月第1回定例会
花輪孝一議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 85号 2016年12月第4回定例会
田村しんいちろう議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 84号 2016年9月第3回定例会
浜田まさとし議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 83号 2016年6月第2回定例会
山田はるひこ議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 82号 2016年3月第1回定例会
はなわ孝一議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 81号 2015年12月第5回定例会
かわの忠正議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 80号 2015年9月第4回定例会
吉岡としすけ議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 79号 2015年7月第3回定例会
ぬまざわ和明議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 78号 2014年12月第4回定例会
岡村テル子議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 77号 2014年9月第3回定例会
川島まさひろ議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 76号 2014年7月第2回定例会
河野ゆかり議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 75号 2014年3月第1回定例会
はなわ孝一議員の代表質問
No.1
公明市議会ニュース 74号 2013年12月第4回定例会
ごとう晶一議員の代表質問
No.1  
公明市議会ニュース 73号 2013年9月第3回定例会 
田村しんいちろう議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 72号 2013年6月第2回定例会
浜田まさとし議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 71号 2013年3月第1回定例会
すがわら進議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 70号 2012年12月第4回定例会
かわの忠正議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 69号 2012年9月第3回定例会
吉岡としすけ議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 68号 2012年6月第2回定例会
岡村テル子議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 66号 2012年3月第2回定例会
岡村テル子議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 65号 2011年12月第5回定例会
はなわ孝一議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 64号 2011年12月第5回定例会
山田はるひこ議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 63号 2011年6月第3回定例会
ぬまざわ和明議員の代表質問
No.1  No.2
公明市議会ニュース 62号 2011年3月第1回定例会
岩崎よしゆき議員の代表質問
No.1  No.2
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